競馬を知らない方でもこの名前は聞いたことがある方が大半だと思います。
突然のことで驚きましたが悲しい急逝のお知らせが入りました。
少しだけ深掘りしていきます。
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ディープインパクトの安楽死はなぜ?
弊社にて繋養しておりましたディープインパクト号ですが、
かねてより治療しておりました頸部の手術を7月28日に受けました。
手術は無事に終了して術後の経過も安定しておりましたが、
翌29日の午前中に突然起立不能になったため懸命の治療を試みました。
30日の早朝にレントゲン検査を行ったところ頸椎に骨折が見つかり、
回復の見込みが立たないことから安楽死の処置が取られました。
突然の出来事で誠に痛恨の極みではございますが、謹んでお知らせいたします。
公式HPより引用
我々にとっては突然の出来事でした。
あまりのショックな出来事にファンからも悲しい声がたくさん上がっています。
ネットの声
ディープインパクトが。。。
やばい、会社の食堂で泣きそう。。
— mapakio (@mapakiokio) July 30, 2019
一つの時代が終わった。
あと5年くらいは産駒が頑張ってくれることを祈ってます。
競馬を知るキッカケになった名馬
ディープインパクト— うちやま (@uchiyamaryo) July 30, 2019
ディープインパクトまだ17歳だったか…競馬の歴史を塗り替えた馬だったなぁ。合掌。
— さりしん (@sarishin_nyke) July 30, 2019
ディープインパクト亡くなっちゃったのか。。
競馬なんてほとんど知らないけど、ラストランの動画とか見てて凄さがよくわかる。
たくさんの人の記憶に残って、影響を与えるってこういうことで。
きっとディープインパクトがきっかけで競馬が好きになった人ってたくさんいるんだろうなぁ。。— しょうへい@じゃぱすぴ創業者 (@sy0hei_japasupi) July 30, 2019
次々に悲しみの声が上がっている状況です。
あまりの突然の出来事に驚きの声も多数出ています。
ディープインパクトの戦績
ディープインパクトは04年12月に阪神競馬場でデビュー。
05年に史上2頭目の無敗の三冠馬となる。
06年の凱旋門賞に挑戦するも3着入線から失格。
同年の有馬記念を制して引退した。
通算14戦12勝、重賞10勝(G1・7勝)。
総収得賞金14億5455万1000円。
種牡馬としても数多くのG1馬を送りだしている。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190730-00000052-dal-horse
獲得賞金も凄すぎる金額ですね。
ツイッターの声にもありましたが、「一つの時代」が終わったような歴史に名を刻むような競走馬でしたね。
また新たな競走馬もたくさん出てきまていますが、悲しみと動揺は隠しきれません。
お疲れ様とありがとうと言いたいですね。
【なぜ】競走馬が骨折したら安楽死が多い!?
そもそも骨折でなぜ安楽死なんだ?という疑問がありませんか?
骨折しても人間みたいにギブスをしてかばいながら生活もできるんじゃないの?
もちろん専門の医師が判断して安楽死を決断するんでしょうけど、競走馬の場合は僕らの考える骨折とは程遠いものになるようです。
結論から言うと、競走馬の場合1箇所でも骨折などの症状を起こしてしまうと、体が支えきれなくなり(かばいきれなくなり)、逆に他の部分まで負担が大きくなってしまいます。
その他の部分が新たな病気、蹄葉炎(ていよう えん)、蹄叉腐爛(ていしゃふらん、ていさ ふらん)などを発生してしまうことがあるようです。
とにかく常に健全な状態でないといけないようです。
このような症状が発生し悪化すると、痛みによるショック死や衰弱死を引き起こす可能性が高くなります。
こういった症状を抱える馬を専門用語で予後不良(よごふりょう)といいこの診断だと安楽死になるようです。
リハビリ方法として胴体を釣り上げてプールで回復を見込んだりすることもあるようですが、治療費のコストが原因で安楽死になるケースがほとんどのようです。
競走馬として輝けるステージに上がる魅力は素晴らしいですが、裏ではこんなガラスのような体を支えて頑張っているんだと思うと辛い気持ちにもなりますね。
馬のリハビリ装置がもっと安価で長く愛される競技であってほしいと願います。
まとめ
なんとも悲しい出来事でした。
これを機に競走馬の安楽死ということを知った方も多いと思います。
今後の競走馬の未来のためにも、裏側までしっかり見て置きたいですね。
また、リハビリ装置ができることを祈ります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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